携帯電話を新調しました。以前からバッテリーの持ちが非常に不便でしたので、バッテリーを交換するか、機種変更をするか迷っていました。バッテリー交換でいいと思っていたのですが、結論としては新たな機種を購入しました。
以前からSIMフリーの端末を購入して利用していましたので、今回もSIMフリー端末を購入しました。もう何台目かは覚えていませんが、2~3年で買い替えている状況だと思います。
今回は、moto g64y 5Gを購入しました。
アプリ等の情報の移行
新しい端末に移行するときに、最も手間がかかるのはアプリ等の移行の手続きです。携帯電話契約自体はSIMで完結していますし、最近ではSIMを移し替えれば通話自体は特段の設定なく使えることがほとんどです。Androidへのログイン情報やアプリなどについても、移行ツールは用意されており、ほぼ何も設定せずに可能なのですが、個々のアプリで見ますと簡単ではありません。
まず、新機種にSIMを設定して初期設定をする段階で、Android側が用意している移行ツールにより、有線または無線でおおよその移行ができます。
今回、最初は有線で行いましたが、結果としてはうまくいきませんでした。有線自体は、日頃使っているType-Cケーブルで接続できました。そこから指示に従って操作をしたのですが、途中で止まってしまいました。接続が悪いのかと思い何度か試しましたがうまくいきませんでした。ケーブルを変えて試してみたところ、少し先まで進んだのですが、やはり途中で止まってしまいました。
途中で止まっても、アカウント自体の移行はできたので、そのまま移行先端末で設定をしてみたのですが、どの段階で止まったのかの確認ができず、再度移行ツールを使うことはできないということでしたので、移行先端末を初期化して再度はじめからやり直すことにしました。
結局無線で進めることにしました。同一Wifi内であればできるようです。移行元端末はバッテリーの心配もありましたので、両端末を充電しつつ、無線で移行することにしました。これでうまくいきました。
移行後、基本的なサービスとしては、SMSはそのまま移行できました。通話履歴は移行できませんでした。
個々のアプリについては、すべて再度ログインをし直していきました。メールアドレスログインなのか、Googleアカウントでログインなのか、Facebookでログインなのか、いろいろわからないアプリもありましたが、再設定などを行いつつ、なんとか一通りログインできました。
面倒なのが、移行元端末での操作が必要になるアプリです。今回は、記憶にあるかぎり、LINE、Paypay、タイムズカーについては移行元端末での操作が必要でした。これらのアプリは、いわゆるアプリにとっての主端末という概念があるものだと思います。また、いずれも支払いや認証関係が重要なアプリでもあると思います。LINEはメッセージサービスとしてはシンプルですが、LINEペイなどもあるから厳しいのでしょうか。Paypayはいろいろお金関係が紐づいているため、やむを得ないと思います。タイムズカーは問題なくログインできたのですが、「アプリ解錠」については主端末だけで利用できるという設定のようです。移行元端末での解除が必要でした。移行元端末での解除ができないときにどうするのかの案内は見つかりませんでした。タイムズカーについては、いわゆるメールアドレスではなく、利用者IDも必要になりましたが、物理カードには記載がありますので、それほど困りませんでした。
ログイン情報で確認が必要であったのは、タイムズカーと050Plusでした。他のサービスは基本的にはメールアドレス関係で再設定ができましたが、タイムズカーについては、先のとおり利用者IDが必要でした。そして050Plusについては、利用者IDからパスワードなど、幻覚な情報が必要でした。これは前回も思って自覚していたおり、契約当時の資料が必要であることや、その資料を保管していることは認識していたのですが、少々部屋の中を探してしまいました。また、その資料をもとにオンラインで情報を確認しなければなりませんでしたが、ログイン後にどこに記載されているかを探すのにも時間がかかりました。資料のデータ化等をしました。次回からは、手間を省けると思います。
スマホ本体について
今回の新端末は、中古で入手しました。moto g64y 5Gの販売は2024年7月4日ですから、約1年前の機種になります。端末自体の作成日は確認していませんが、見たところきれいですので、問題はなさそうです。中古端末は、前回の機種でも利用しましたが、結局は数年で買い替える道具ですから、新品にこだわるつもりはありません。機能面でも、機種の性能がピンキリな現状で、1年前のミドルレベル端末で不便も有りません。
これまで使っていた端末は、Xiaomi製のMi 11 Lite 5Gでした。ベンチマークとしてAntutuは約50万で、今回のmoto g64y 5Gもほぼ変わりません。SDカードが使えることも同様です。
性能が変わらないのであればバッテリー交換でも良いとも思いましたが、Mi 11 Lite 5Gはセキュリティアップデートが止まってしまっていたこと、バッテリー交換と中古購入の差額が1万円以下だったことから、機種変更することにしました。
moto g64y 5Gは機種名からY!mobile用端末なのですが、SIMフリー化されています。初期設定時にY!mobile用アプリが4つほどトップ画面に表示されましたが、問題なく削除できますし、特有の設定もなさそうです。ちなみにアプリは、「かんたん設定」「SG LAB」「Yahoo!」「メール」でした。家電量販店でパソコンを買うことと比べれば何でもありません。
Mi 11 Lite 5Gは3年弱使用しました。性能については、思いアプリで少々もたつくものの、問題なく使えていました。しかし、バッテリーがかなり劣化していました。今回の新端末も、3年程で買い替える必要が出てくるとは思います。3年後でも、おおよそ同じような価格帯と性能帯で販売されるものがあると思いますし、もしかしたら大きく情勢が変わっているかもしれません。
3年後にこの新端末に価値が残っているとは思いませんが、傷つくのも気にはなるので、カバーと保護フィルを1000円未満で購入しました。
前端末で最も困っていたことはバッテリーの劣化です。新端末で、体感としてどのぐらい持つものか、使っていきたいと思います。
