簡単なことを始めてみること、0と1の壁

体を鍛えようとして、三日坊主になることをこれまで何百回も繰り返してきた気がします。習慣化のコツについては十分な積み重ねがあると思いますが、今実感していることとしては、簡単な行為を何はともあれ始めることです。複雑なものを用意しても、如何にモチベーションを管理しようとしても、初動の存否ほど大きな違いにはなりません。

仕事や勉強を始めるには、まず机に座ること、本を手に取ることです。このハードルを超えたならば、あとは程度の問題になります。もうすでに行うことは達成しているわけです。

体を鍛えると考えるから、効率のよいトレーニングや、効果的な動きなど考えてしまうわけです。体を動かすことだけを目的にして、何はともあれ普段しない程度に負荷をかければそれは目標達成になります。スクワットを30回しようと考えるから続かないわけで、1回することだけを目標にすれば、なんとなく続いていきます。トイレから戻ってきたらスクワットを1回することにしたら、1日で考えればかなりの数になります。この積み重ねを続けていけば、結果として目指すべきところに近づいていけるはずです。

嫌な仕事でも、とりあえず表題だけでも書いてみれば、その後も続けられることはよくあります。0と1の壁を超えれば、あとはすべて成功体験になります。

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