最近お酒を飲まなくなりました。車を運転するようになったからです。以前から酒が好きすぎるということはなく、飲まなくても困りはしませんでした。強くもありません。それでもときどき一杯ぐらい飲むことはありました。今でも机の隣にはウィスキーのビンがありますが、半年ほど減っていません。むしろ埃をかぶっています。
飲酒した際に、どれぐらい時間がたてばアルコールが体内から抜けるかは体質によりますし、もちろん飲酒量にもよります。個人差が大きい影響かなかなか公の情報は見当たりませんが、関心の高い各地の警察は目安を公表しています。それらによりますと、ビール1杯であれば約4~5時間。量が増えればほぼ比例して必要な時間も増えていきます。飲酒量によっては12時間以上必要なこともあります。そうしますと、夕方以降の飲酒があれば、翌日は飲酒運転になってしまうということも十分に考えられます。すべてのアルコールが体内に吸収されるのかはわかりませんが、翌日に運転する予定があるときは、前日夜は飲酒を控えるか、せいぜいビール1杯程度にとどめなければなりません。
これは思っていた以上に厳しい基準になります。現実ですから仕方ありませんが、この程度であれば看過している人は多いと思いますし、寝てすっきりしたから大丈夫といった感覚も強ちおかしいとも思いません。しかしながら、数値として検出できる以上、危険性は変わらないはずです。飲酒と車は両立が難しいです。一日一杯だけという律儀な飲酒だけが両立できるのかもしれません。
報道やYouTubeなどにて、抜けていると思っていたという動画を見かけます。感覚としてはそのような人もいるでしょうが、自覚がなくともアルコールの影響下にあるのであれば、危険な運転であることは変わりません。飲酒をしたときは気が大きくなり、おおらかになります。いままで、運転をしていませんでしたので、飲酒の機会があれば気にせず飲んでいました。明日運転する予定があったのに飲んでしまったとなれば困ったことになります。翌日に予定があるかだけではなく、運転する予定があるかも確認していきたいと思います。日頃車を運転している人たちにとっては当たり前のことなのだと思います。