ハイブリッド車はそこまでお得ではないかも

・スイフト(SUZUKI)

タイムズカーでスイフトに乗りました。少し長めの運転でしたが、やはり運転しやすい好印象の車でした。前回別の場所で乗ったスイフトと印象が違う印象で、車体の内外もきれいでしたので、車検証を確認してみたところ、登録が昨年末頃でまだ3か月程度の車でした。走行距離も5000km行っていなかったので、ほぼ新車に乗ることができました。

エンジンをかけたときに、正面のディスプレイに燃費が表示されました。表示されていた燃費は、15.4km/Lでした。このときは300kmぐらいは運転する予定でしたから、燃費を見てみようと思い、リセットしてから運転をすることにしました。

結論としては、最初乗り出したときに細かい道を走っていたときがおおよそ14km/Lでした。前の利用者の方の燃費と同じぐらいです。そこから、50や60km/hがでる道になってくると、表示される燃費も徐々に良くなってきました。

全体としては、運転時間の3分の1ほどが40km/h程度まで、残りが50や60km/hで安定して走ったところ、最終的な燃費は17.8km/Lまで伸びました。公表燃費は図り方にもよりますが、20km/Lは超えているようなので、それよりは少し落ちると思いますが、今回のような走りでも60km/hが増えれば19km/Lぐらいまでは上がりそうでしたし、高速道路などを走れば20km/Lは超えるので、おおよそ正確な数字かと思います。

それにしても、速度計が220km/hまであることはさておき、60km/hだと90°も上がらないのはなんだか寂しいですね。とはいえ、タコメーターを見てると多くて1500回転ぐらいまでしか使っていませんでしたので、これでいいのかもしれません。慣れてくれば、90°に収まる速度計でも走行中の確認には支障ありませんでした。

運転については、サイドブレーキは変わらずで、安心して運転することができました。ハンドルやアクセル・ブレーキもやはり運転しやすかったです。

ところで、コンパクトカーは運転しやすくて良く、慣れてきていたのですが、たまたまセダンの隣に駐車すると、車体先頭をそろえて駐車したのに、後部をみるときれいにトランク分車長が短くて、妙に納得できました。まさにコンパクトカーでした。リアタイアがほぼ車体の最後部に当たるので、感覚がつかみやすいのもよくわかりました。

燃費と価格

ハイブリッド車は燃費が良いとよく言いますが、駆動用バッテリーの寿命はやってきます。メーカー側としては、10万kmや5年を目途にしているところが多いようです。本当の限界はもう少し先かもしれませんが、メーカーとして交換推奨時期はこのあたりになるようです。

今回のスイフトの日燃費は17.8km/Lとなったわけですが、以前にヤリスを運転したときには、普通に運転していて、25km/L以上の燃費が表示されていました。これだけ差があるとガソリン代に差はでてくるのですが、駆動用バッテリー交換を考えた場合にどれほどの燃費の安さになるのでしょうか。

通常の使用方法だと年1万kmの使用が一般的と聞いたことがありますが、仮に10万km走ったとして計算してみます。とりあえずレギュラー170円/Lとします。

18km/Lの場合 (100,000/18)×170=944,444円

25km/Lの場合 (100,000/25)×170=680,000円

その差 264,444円

駆動用バッテリーの交換費用は20万円~40万円ほどとのことです。また、ハイブリッド車はガソリン車よりも価格が高く設定されています。こうして見てみると、燃費が良いというのも微妙な印象です。ガソリン代を前払いしてバッテリーを買うような印象がありますね。バッテリー分は車重も重くなるでしょうし、嬉しさ半減といったところです。

燃費で金額を考えるのであれば、この辺りも考えて値段を見たいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です