A4サイズのレーザープリンターのトナーを交換する。数年使って初めての交換であった。交換用トナーは事前に購入していたが、ついに印刷が止まったために、重い腰を上げて交換した。
インクジェットのインク補充は何度もしていたが、トナーの交換は初めてであった。どれほど面倒なのかと思い、トナー不足の警告が出てもぎりぎりまで使い続けていた。
方法を調べて実際に交換してみると、作業自体は1分もかからずにあっけなく終わってしまった。さすがのデザインであった。なんとなく裏側を開いたりするのかと思ったが、正面から作業が完結してしまった。紙の補充と大差のない作業であった。
使っているのはモノクロだが、カラーの場合はどれほど手間なのだろうかと調べてみたが、単純にトナーの数が増えるだけのようだ。ただし、その分、プリンター本体は大きくなり、交換の作業に多少のスペースが必要になるようだ。それでも、思っていたよりはシンプルであった。
レーザーかインクジェットか悩むことはあるが、それほど印字の品質にこだわるわけではないので、考えることは印刷コストに戻ってくる。大容量モデルのインクジェットを前提とすれば、ランニングコストはインクジェットのほうが抑えられそうである。使用していないときのインク消費が必要ではあるが、それほど目くじらたてる量ではなさそうだ。特にカラー印刷でコスト差が顕著である。他方で印刷速度はレーザーのほうが速い。今のところ、インクジェットの印刷速度で困っていないのであれば、そちらでよさそうである。消費電力も、インクジェットに軍配が上がるようである。企業努力に感謝である。