パソコンのリース

パソコンのリースの広告を見つける。なるほどと思い、ざっと見る。複合機などのリースはよく見たが、パソコンのリースというものはあまりこれまで関わりがなかった。そういえば、最近では車のサブスクの広告も見かけるようになってきた。

ともあれ、どうやらこれはリースである。値段でざっと見たところ、特に変わったところはないようだ。初期投資は抑えられるが、最終的にはまあ貸金と同じような手数料に落ち着いているのだろう。大量の初期投資が必要な場合であって、そこを抑えたいときには意味あるかもしれないが、小さな規模で考えるものではない。

とはいえ、そういったものが目につくようになってきたというのは、何が変わったのだろうか。リースという形に力を入れだしたのか、小規模の事業でもリースを勧めるようになったのだろうか。小さく始めましょうよと。そうすると、パソコンが売れていないのだろうか。

数値として評価するのは難しそうだが、数年前あたりの様子を見ていると、どちらかといえば減少傾向のようであり、現在も特別に反転したという状況ではなさそうだ。

それにしても必要な条件に合致するパソコンを購入するのはとても難しい。性能が高ければ良いといえばそれまでだが、そこは青天井であり、費用もそれ相応になる。使用状況により特段のストレスを感じることなく使用することができ、一定の将来に向けての使用期間において過剰スペックになりすぎない性能のものというのは、とても選びきれるものではない。誰にもわかるものではないだろう。パソコンメーカーの人間が、「この辺りがよくお買い求められております。」だとか、「この辺りの性能で十分です。」などというのは、何の判断材料にはなりはしないことはわかりきったことだ。社会基準はあるのかもしれないが、標準的な指針でしかない。

車であれば、とりあえず問題なく動けばいいという最低限があるように思うが、パソコンでそれをやると人件費が無駄になる。最適か否かは、慣れの中に消えているのだろう。車でも、難しい問題はあるのかもしれないが。

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