改善の兆し

連日続いている頭痛が、今日は殆ど感じられなかった。なかったと言っても良い。ただし、肩が凝り固まったような、首筋が固いような、下手にいじると頭が痛くなるなという感覚はわずかに残っている。

これまでの薄れた記憶からしても、これは悪くない状態であって、これ以上の記憶がなく、つまりここから日常に戻ったこともあったかと思う。期待は大きく、可能性も高い。

いま心がけるべきことは、今の状態を維持しつつ、体調の改善をもう一歩待つことだ。苦しいときに心がけていたことを、もう少し継続することだ。

体を暖かくし、水分をとり、こらないように体を動かす。落ち着いて体の内面の声を聞き、心も落ち着かせる。食事や排泄も、体の反応を待つのではなく、定期的に行動する。

体は不思議な均衡を保って存在している。そして、簡単に均衡は崩れるが、回復する機構も備わっている。それらをどれだけ上手にまわしていけるか、日頃からどれだけ手入れをしているか、それが問われるのは、均衡の崩れた異常時になってからだ。

人の本性は、その人が苦境に立たされたときに表れるという。日常のそれも、その人には違いないが、苦境に立たされたときにも維持される行動は、その人への期待を高めるだろう。

自分自身への期待を高めるために、日頃の手入れを忘れない。

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