足りないWi-Fiに感謝

店舗でも施設でも中にはいって携帯電話の電波が届かないことはよくある。それなりの建物で電波がとおっているところは、それなりに対処して電波を遮断しないようにしているかしているのだろう。小さなビルや地下などは電波がとおりづらいし、実際に届いてないことはあり得ると考えておいたほうがいい。最近はわからないが、携帯電話での表示としては電波が立っているのに、電話がかからないということもある。電波がきたとたんに着信履歴が登場するのだ。

山間部などではいまでも電波が届いたり届かなかったりということは当然で、都市部でも結局完全な電波網がないだけで十分に社会は回っている。完全な電波網など考えたら設備コストも莫大なものになるし、各所の許可を得ることを想像したら到底現実的でないだろう。

飲食店などでは最近はWi-Fiを用意する店舗が増えてきた。以前からあったが、東京オリンピックで拡大をなどと言っていたことを思い出す。結局大きな変化はなかったと記憶している。実際に提供されているWi-Fiも一応利用できるという理解を超えるものではない。携帯電話からテザリングしたほうが使い勝手がいいことがほとんどだ。唯一、携帯電話が使えない場所ではその場のWi-Fiはとてもありがたい。それでも、それが集客にどれほど効果があるのか、とても疑問ではあるし、提供するには安定性が求められるところであり、コストに見合っているのかはなはだ疑問ではある。

Wi-Fiがないことに苛立つことはないが、提供されているWi-fiの質の悪さに苛立つことはある。結局はそういうものなのだろう。本来は、ないよりあることに感謝すべきなのだ。いい加減なものでもいいのだ。一生懸命ないい加減を受け入れていく。

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