久しぶり軽自動車の雑感更新

タイムズカーを利用し始めて半年ほどになります。当初は軽自動車を主に利用していました。久しぶりの運転ということで不安がありましたから、取り回しの良さそうな小さめの車ということで軽自動車を重点的に借りることにしていました。実際に運転してみて、シフトの位置など当初は違和感はありましたが、車幅が狭いということもあって運転しやすい車がほとんどでした。操作性についても思うように運転できていたと思います。

その後、コンパクトカーも利用するようになりました。コンパクトカーにも慣れていき、わざわざ軽自動車を運転する必要もないと思うになり、軽自動車を借りることはほとんどなくなっていました。それでもときどきは利用していましたが、特に印象的なものはありませんでした。こうした中で、再度軽自動車を運転したのですが、今回はいわゆる軽自動車の力不足とはこれのことかという感覚を知ることができました。軽自動車自体に、速度でいって時速60km程度で力不足を感じることてゃそうそうありません。絶対的にエンジンの出力としては十分なものを持っていると思います。しかしながら、走り出しから力を入れている感触や、加速の滑らかさの無さといったところに、いわゆる力不足を感じました。

力不足とはいえ、車自体を操作しているという運転の楽しさはあると思います。運転したことはありませんが、そうであるからこそ軽自動車のMT車などが好きな層はおり、アルトワークスなどもそういったジャンルなのだと思います。有り余る力を適度に引き出して快適に運転するという方向性とは異なりますが、力を制御して思うとおりに車を動かす楽しさがあるのだと思います。

そうなりますと、日常的に長距離移動の手段として車を使うことを考えたときには、軽自動車では疲労が溜まりやすいということはありえます。楽しい運転の結果の疲労ということであれば必ずしも消極的に評価するものではありまんが、できるだけ省エネで移動したいというときには、それなりの力のある普通車の方が適しています。以前運転したときのヤリスクロス(TOYOTA)の体への負担の少なさには驚かされました。ヤリスクロス(TOYOTA)の印象が残っていたからこそ、軽自動車の感覚を比較として認識したのだと思います。

今回運転した軽自動車はワゴンRスマイル(SUZUKI)でした。人気の軽自動車ということで欠点はありませんし、私としては軽自動車の中ではSUZUKIのものは感触が気に入っていますが、軽自動車の限界はあると思います。このエンジンで快適さを優先した設計にすると、常にエンジンを限界近くで使い続けるか、速度を落とした設計になってしまうのかもしれません。優先度としては運転の快適さではなく、街中でテキパキと動かせる軽快さを選んだ車なのだと思います。今回のワゴンRはまだ2000kmほどしか走行していない車でしたので、ほぼ新車といっていい車でしたから、車の造りとしての特性なのだと理解しています。

タイムズカーを利用し始めたころに軽自動車で長距離を運転したときにえらく疲れたことがありましたが、あれは久しぶりの運転だけではなく、軽自動車の運転そのものの疲労のあったのかもしれません。無駄に事故を起こしても意味がありませんので、タイムズカーの長距離利用では、今後は軽自動車はできれば避けようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です