テープで工夫するあれ

あの現場で何とかする方法

仕組化が大切だとか、設計の美しさが大切だとか、機能美が全てなどと言ったりするが、現場での泥臭い使い方が非常に便利だったりする。

近年でいえば、コンビニでのシールが貼りまくられたコーヒーメーカーである。トイレを示すマークのわかりづらさなど思い起こされる。

これらは明確な失敗であるが、失敗でなくとも、臨機応変な一時的ではある加工が便利なことはある。イメージとしては、ガムテープでの紛失防止対策や、シールを用いたUSBの裏表明確化対策など、耐久性が乏しく見た目が悪くとも、便利さがそれを大いに上回る例は多い。

こういったことについて、それを表す言葉が思い浮かばない。日本語にはうまい言葉がないのだろうか。もしかすると、運用でカバーする風習から、当たり前すぎて言葉がないのだろうか。

duct tape engineering

ChatGPTで調べてみた。ここまで言葉が出てこないと、チャット形式のファジーさは便利である。

出てきたものを見てみると、問題がある箇所について一時的な修繕をする言葉が並び、それなりに数があるようだ。ただ、日本語はやはり少ない。応急処置、仮修理ぐらいである。英語であると、Jury Rigging, ad hoc repairs, band-aiding, duct tape engineering, lash-up, quick fix, MacPatch, MacGyveringなどが出てきた。マクガイバーはなつかしい。

この中でいうと、積極的な意味合いであると、lash-upやduct tape eingineeringが当てはまりそうだ。

日本語がどうも思いつかないのだが、工夫なりそういった大きな言葉になってしまうのだろうか。どうもしっくりこないものである。何か適切な熟語がある感触はあるのだが、どうも語彙が少なくてかなわない。何にも知らないのだな。

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