タイムズカーで利用できる車の走行距離を考えてみると、レンタカーの年間走行距離は2万キロメートルほどで、利用者が多いと3万~4万キロメートルになることもあるそうです。そして、タイムズカーでは、おおよそ3~4年で車両を入れ替えているようです。そうしますと、タイムズカーでの提供を終了した車の走行距離は、6万~16万キロメートルという数字になります。現実的には利用が多い車は早期に入れ替えて行くと思いますから、多くて12万キロメートルというところでしょうか。
最近では10万キロメートルという走行距離にそれほどこだわる必要はないといわれるようになってきましたが、タイムズカーで10万キロメートルを超える車に当たったことはありません。それでも、8万キロメートルの車は連続で当たったことがありますし(走行距離8万キロの2台)、先日は9万4000キロメートルの車を利用しました。その車は、新車登録から3年半というところでした。ヤリス(TOYOTA)で特に問題は感じませんでしたが、なんとなく熟れた感じがしました。ペダルの感触が一段と軽い感じがして、使い込まれた印象を受けました。実際に車として利用する限りでは、気にはなりませんし問題はありませんでした。
タイムズカーでは、ユーズドカーを販売していますが、それらの走行距離を見ると、3万キロから8万キロメートルのようです。年式は3万キロメートルであっても、年式としては新車登録からいずれも3年か4年間は経っているようですから、標準的な車が多いようです。気になるところとしては、走行距離が多い車は3年経たずにユーズドカーへ回されることがあるかどうかです。
タイムズカーの車のサイクルがどのように決められたのかは気になります。10万キロメートルに対する印象が考慮されたのか、それとも現実的にその辺りからコストが増える傾向があるのか、また、新車を購入すること自体にも価値が認められているのか、経営としての判断かと思いますが、どのように再検討するのか、気になるところです。
