タイムズカー6時間利用の上限

タイムズカーの利用料金においていくつかの割引はありますが、基本的には都度の利用料金に左右されます。そして、利用時間が6時間までは距離料金(実質ガソリン代)は不要になりますのでお得感が強いです。さらに、72時間(3日間)までは、連続で利用すれば1時間あたりの利用料金は低くなります。1時間辺りの利用料金は、48時間までは約206円、72時間までは約199円です。それ以降は24時間毎に5500円ですから1時間あたり229円となりますので、3日程度であれば利用を継続するという使い方は検討に値します。この場合は安心保証サービスの1回分で済みますからその分も費用を抑えられます。

もちろん、その間に利用している車を置く場所は確保しなければなりません。予約ステーションに駐車したままの利用も推奨されていませんから、一日の終りに予約ステーションに戻して翌日もそのまま利用することも、公式には認められないこととなるのでしょう。実際にペナルティが適用されるかはわかりませんが、公式が明示的に許可することはないと思われます。

※ご出発ステーションの駐車スペースがタイムズカーの他のクルマの出発・返却場所になる場合があります。ご出発ステーションでの、ご利用中のクルマの一時駐車はお控えください。

出発 | カーシェアリングのタイムズカー(旧:タイムズカーシェア)

6時間の利用時間は6時間15分未満

距離料金が加算されない6時間の利用時間については、厳密には6時間15分未満の利用において適用されているようです。「料金表」の定めからすると6時間を1分でも超過すれば距離料金が加算されてもやむを得ないと思いますが、利用者に有利なような運用をしているのでしょう。利用開始時間についても、点検のためではありますが約15分前から利用できます。返却時においても、車両確認も兼ねて15分の余裕を取っているということかもしれません。Twitterなどでも6時間15分までは距離料金は課せられなかったとの記事がいくつかありましたので、このような運用なのでしょう。

私も、先日利用したところ、6時間以上6時間15分未満の利用を体験しました。6時間を超えれば距離料金がかかると思っていましたので、6時間で返却できるか緊張しました。そのため、給油割引も適用可能でしたが、時間がぎりぎりでしたので給油はせずに返却しました。結果的には利用時間が6時間3分となり、間に合わなかったと残念に思いましった。ところが、利用料金を確認してみたところ、距離料金が加算されていませんでしたので、検索してみたところ先のTwitterの記事にたどり着きました。

そのときの走行距離は57kmでした。6時間を超えると、ベーシック料金ですので利用料金が4,290円 から 5,500円となり、1,210円増え、距離料金が1,140円加算されますから、6時15分をまたぐか否かで2,350円変わっていました。時間を超えれば支払うのは当然ではありますが、少し特をした気分になりました。

さらに、再び6時間をわずかに超える利用のタイミングがありました。ステーションに戻るまでの間、予定到着時間が6時間10分から6時間30分の間を変動し続けて、まさに加算されるかどうかのギリギリのラインでした。ステーションに到着しても、駐車して荷物をまとめて車を返却するまで数分はかかりますから、間に合わないとは思っていました。このときも残燃料は半分を切っていましたので、給油すれば割引を受けられましたが、もしかしたら間に合うかもしれないと思い、給油をせずに返却することにしました。道路の混雑具合で時間も変わりますから、返却するまでわからないとは思いつつ、制限時間まで20分ほどのときに、10分ほど超過の予定時間が示されていましたが、突然10分ほど予定時間が早まりました。せっかくだから早めに返そうと思いそのままステーションに急ぎました。信号なども都合よく進み、返却手続きをしてみると利用時間は6時間13分となり、2,630円の加算を免れました。

安くなる分には良いのですが、大切なのは安全運転ですので、到着時間を気にするような運転はよろしくないとは思います。焦って危険な運転をしないように心がけたいと思います。時間を超えるのであれば、それだけの利用をしたのですから、料金が増えるのは当然です。

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