ディスプレイの音量設定に気がついていませんでした。使用しているディスプレイにはスピーカーがついています。しかし、最大音量が小さいことで不便を感じていました。手ごろなスピーカーがなかったので、ヘッドホンで使用していましたが、ヘッドホンを使用することにわずらわしさがありました。付属スピーカーが2Wと小さなものでしたので、こういうものかと思っていました。
たまたまネットの記事で、ディスプレイ付属スピーカーの音量設定に言及するものを見かけました。もしやと思い確認してみると、私が使っているディスプレイにも音量を設定する機能がありました。確認してみると、音量は50/100となっていました。私が50に設定したのか、初期設定なのかはわかりませんし覚えてもいませんが、最大音量ではありませんでした。すぐに100/100に設定してみますと、明らかに音量が上がりました。ディスプレイの目の前で作業していますが、以前は音量が不足していた映画なども十分な音量になりました。
Windows側だけの音量設定では、ディスプレイ側で設定した音量の範囲内での設定となっていたようです。スピーカーはおまけ程度だからと気にしていませんでしたが、おまけにしても力不足が気になっていました。製品としてスピーカーをつけるのであれば最低限の質を備えていなければかえって評判が悪くなります。力不足は私の勘違いであり、実際には十分な出力を備えていました。今後はヘッドホンを使用する頻度は減りそうです。
OSやソフトウェア側の設定が全てであると思ってしまうことがあります。他のデバイスや物理的な対応により解決したりより快適になることもあります。そのような対応をやりすぎてしまうとソフトウェア側の想定から外れてしまうこともありますが、できることは何かと考えていかないと漏れに気づけません。一つの方法を知ってしまうと、それですべてを解決しようとするのは悪い癖です。場合によってはその方法を捨ててしまってもいいわけですし、他の方法と組み合わせることでより快適なあるいは容易な解決策があることも珍しくありません。
あまりとらわれずに、自由に考えていきたいと思います。