カーナビと異なる近道は通らない

車を運転していて、知らない道は基本的にはカーナビの指示通りに走ります。走りやすい道が指示されますから道順自体に疑問を感じたことはほとんどありません。たまに細い道が指示されることがありますが、たいていは目的近くのことですから、目的地への侵入経路に影響されているのだと思います。

目的地に近くないときには、基本的には幹線道路を走るよう指示されています。そんなときに、ときおり指示される道が大回りに見えることがあります。どう見ても直線的に道路があるにもかかわらず迂回した道を指示されているように見えるときがあります。

試しに指示されていない直線的な道を選んで進んでみました。すると、やはり通常指示される道よりも狭い道でいわゆる生活道路となりました。いちおうお互いすれ違える幅はありましたが、余裕はほぼなく、気を使いながら運転することになりました。予定到着時間は数分早くなりましたが、指示から外れた意味があるのかと考えるとなかなか難しいです。再び幹線道路に合流することにもなりますし、運転の気苦労を考えると、目的に到着することを考えるとカーナビの指示通り進んだ方が良かったと思いました。

どうしてもこの数分を積み重ねていかなければならないときはあるかもしれませんが、慣れない狭い道を連続してとおり何度も合流を繰り返すことにもなりかねませんので、疲労感は大きく異なってきます。下手をすると事故を起こすことにもなりかねません。最近のカーナビにおかしな道を示すことはないでしょうし、私自身は体験したことはありませんので、素直にカーナビに従って運転していこうと思います。

このような近道は、いわゆる抜け道というものになると思います。以前どこかで、抜け道として利用されている道路の事故率が高いという報道を見かけました。その報道では、抜け道を通る人は速度を出しがちであること、狭い道で交差点の見通しが悪いこと、交差点に信号がないこと、歩道がなく歩行者や自転車などが道路上にいる場合があることなどをあげていました。脇道を利用したいという姿勢自体が事故の遠因になっています。わずかな時間のために事故を起こしては本末転倒です。時間は大切ですが、わざわざ危険な運転をする必要があるのか、落ち着いて考えたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です