初見での食事の選び方

初めての場所で食事をいただくときに、選ぶ基準がないと判断に迷います。結論としては迷っても仕方がありませんので、直感で選んで運命を受け入れるしかありません。メニューがあるときは、私はできるだけメニューの一番目立つところに書かれているものを頼むことにしています。それがその店の看板だと思うからです。

看板に置かれている品目には、大きく二種類あるように思います。ひとつは素直に人気がありお勧めされている場合です。この場合は、こちらも素直に選べば、正解になることが多いです。それでもいまいちでしたら、お店としてうまくいかなかったと思うことにしています。

もうひとつは、特徴的な品目が選ばれている場合です。定番メニュではなく、その店の特色として特殊な品目が選ばれている場合です。この場合は、そのまま選ぶと失敗する場合が多いように思います。そのような特殊な品目をあげつつ、他の品目に定番が並んでいる場合は、特に地雷のことが多いです。特殊なお店として勝負するならまだしも、特殊な品目を筆頭にあげつつ、守りとして定番をそろえているからかもしれません。

これには私も注意したいと思います。定番をそろえて安心感を与えることが、かえって中途半端になってしまっていることがあるかもしれません。特異なものをアピールするのであれば、それを中心に添えて、定番なものは控え目にしたほうが良いかもしれません。

なお、今回選び方で実際に困ったのはスープの辛さでした。チェーン店でいえばココ壱番屋のように辛さの程度を選べる場合に、初見で適切な辛さを選ぶことは難しいです。難しい以上に不可能でしょう。ちょうどいいからさという選択肢が用意されていなかった場合は、お店側もお薦めを提示してくれることはなさそうですから、無理のない範囲でサイコロを転がすしかありません。今回に限っていえば、もう少し勇気を出しても良かったです。

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