水を飲むようになった

体にとっては水分をとることが大切だといわれていますが、大切だといわれていると私が言えるまでには紆余曲折がありました。今でさえ水分は大切だとの感覚を持っていますが、昔はこのような認識はありませんでした。喉が渇いたから水を飲むという程度でしか考えておりませんでした。慢性的に水分不足で生活していたところがあると思います。それが原因かはわかりませんがドライアイになったり、便秘になったりもありました。体を調整するという感覚に乏しかったです。

多くの人は、こういったことは日常の生活の中で無意識に身につけていくのだと思います。私も結果的に身につけられたので異常ということはないと思いますが、体の求めに応じるだけではなかなか最適解には到達できないものです。成人であると1日に2リットル程度の水は食事とは別に飲んだ方がいいとも聞きます。2リットルという量は相当です。食事の際に水を飲むことはありますが、仮に3回食事をしたとしても1リットルは飲んでいません。1日で2リットルという量は、食事とは関係なく意識して摂取しないと達成できません。

コップ一杯で200ccだとすれば一日10杯は飲むことになります。外にいるときなどペットボトルや水筒などでは500ccがいいところです。簡単ではありませんができないこともありません。

部屋にいるときには手が届くところに水を置いておけば、明らかに飲む量が増えます。水を飲むことが面倒なのではなく、水を飲むために準備に手間がかかっているだけです。机の上に水が入ったコップがあればいつの間にか空になっています。そして、水分補給量が多いときは総じて体調の良好です。疲労感や頭痛に対して効果があるように思えます。机から離れるときにコップを持っていって水を足して戻ってくれば2Lには到達できているはずです。

外出しているときの2Lは工夫が必要ですが、食事のときに飲む水の量を増やせばそれなりの量になります。いつもより1杯多く飲むようにするだけでも馬鹿になりません。飲食店ではセルフサービスの店も増えてきて水も自分で補充するところも増えてきましたから、気が付いたら飲むようにしています。

明確に変わってきたことは、トイレの頻度が多少増えたことです。以前は外出中にトイレに行くことは多くありませんでしたが、最近ではとくに珍しくありません。これは年齢による体の変化も原因かもしれませんが、水分摂取量が増えたために出る量も増えたのかと思います。人は動物ですから、トイレに行くこと自体を気にする必要はありません。その結果として体調を維持できるのであれば、今の習慣を継続していきたいです。

生きている人の身体は、外側の水を循環させて維持されているものだと考えると、生きるとは絶え間ない入れ替えなのかと思います。

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